★プロローグ

「男と女」「パリのめぐりり逢い」「シャレード」「勝手にしやがれ」「白い恋人たち」・・・などのフランス映画、
シルビー・バルタン、アラン・ドロン、ジャンポール・ベルモント・・・といった歌手や俳優、
芸術、ファッション、フランスパン、ワイン、チーズ・・・。関心はあったが、行ってみたいとは思わなかった。
それは、ヨーロッパの風景に暗いイメージを抱いていたからかもしれない。
そのため、僕の海外旅行はアメリカ西海岸とハワイだけ。 まさかフランスに行くことになるとは。

行くきっかけは、息子の留学。2007年10月からパリにいるので、せめて1回は行こうかという話がでて、
「どうせならマラソンに絡めよう」ということになった。
僕としては9月に開催される「メドックマラソン」に興味があった。なぜかというと、
エイドステーションは水でなくワインが出され、38キロ地点以降からはリブステーキも出るという。
しかし9月は先過ぎるので断念。2月に「パリ・ハーフマラソン」があるが「東京マラソン」の1週間前。
ということで「パリマラソン」の開催される4月に行くことになった。

英語を喋れるわけではないが、英語なら簡単な単語を並べて買い物やレストランのオーダーはできる。
しかしフランス語ときたら(第二外国語で習ったが)チンプンカンプン。
せいぜい「ジュ・テーム(愛しています)」「ケスクセ(これは何ですか)」ぐらいしか覚えていない。
あとは「ジュトジュデ・ニジュウ、アト・ジュ・デ・サンジュウ」「ナガジュバン・アザブジュバン・セシボンタ」といったインチキ語だけ。
100円ショップで「フランス語会話(本とCD)」を買ったが、3日坊主。
まぁ、空港まで息子が迎えに来てくれるし、滞在中もガイドになってくれるというので出発の日を待った。